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フネニノール2(前編)

さて、前回のたこフェリーで、フェリーの魅力に目覚めたワシは、また近場のフェリーでまったりせんと欲し、以前から目を付けていた和歌山港~徳島港間を結ぶ南海フェリーに乗船するべく、南海電鉄なんば駅へやって参りました。

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南海フェリーは上記のとおり、和歌山県は和歌山港と、徳島県の徳島港を、約2時間かけて結ぶ連絡船です。明石海峡大橋開通以前は関西と四国を結ぶメインルートの一つとして随分賑わったそうですが、橋が開通してからは、たこフェリー同様、バスに押されて、なかなか厳しい状況に置かれているようです。
南海フェリーは、名前のとおり南海電鉄グループの企業で、なんばから和歌山港へ向かう南海電鉄の特急サザン号の到着時刻と、フェリーの和歌山港出航のダイヤを合わせ、接続を行っています。古き良きボートトレイン、つまり鉄道連絡線のムードを今に伝える、そう言う意味でも結構貴重な列車・航路と言えるでしょう。なお、接続を行っている都合上、なんば駅の切符売り場でサザンの特急券とフェリーの乗船券をまとめた「徳島行き」の切符を買う事が出来ます。

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で、徳島行きの切符を買い、サザン号に乗って、ビールかっくらっているうちに和歌山港駅に到着。
駅のホームからフェリーが見えています

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和歌山港駅とフェリーターミナルは、道路をまたぐ歩廊で繋がれていて、直接フェリーに乗船出来るようになっています。
そのため、乗船客は船全体を綺麗に収めて撮影出来ないっぽいです(TдT)



さて、そうこうしているうちに、徳島行きフェリーかつらぎ丸出航の儀

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船内の設備をご紹介。こちらは上部甲板の屋外席。潮風にあたりながらまったりクルーズを楽しむには好適・・・、か、どうかは次回をおたのしみに・・・(;´Д`)

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こちらは屋内の座席。ジジ様ババ様方が、テレビで高校野球を観戦されておいでで御座いました。
自動販売機はドリンク類やアイスクリームのほか、カップヌードルの販売機がありました。

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こちらは、いかにもフェリーの二等と言った趣の、由緒正しく正当なる雑魚寝席。しかしスペースが狭いですな。
このほかにも、別室に特急電車のようなシートを備え付けた「グリーン席」と言うものがあるのですが、生憎満席で御座いました。まぁ、フェリーマニアの人のサイトを見て回ったかぎりでは、あんまりお勧めの席じゃないっぽいんですけど。

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案内所兼売店。お菓子やお弁当を売っています。
上述のグリーン席を利用する際は、いったん乗船後、ここで申請して料金を払うシステムのようです。

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で、小腹も空いている事だし、売店でおにぎり弁当600円也を購入、船尾部のベンチに陣取って貪り食います。つーか、サザンの車内で既に一杯やったくせに、またビール買ってますよコイツ。

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至近ですれ違う貨物船、カッコイイ!(クリックすると拡大します)

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紀伊半島に乾杯!などと調子ぶっこいて居ますが、ご覧の通り生憎のお天気で、何もかも霞んでろくに見えやしねぇ(;´Д`)

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ごらんの有様だよ!!

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どうするどうなるワシの航海ッ!?

つづく。
by MC-4 | 2010-08-15 12:13 | 日帰り徘徊録


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